いつの間にか関東は梅雨入りしていて微妙な天気になってきた。
晴れの日は外に走りに行くことにしているが、雨模様の日は部屋で寛ぐようにしている。
読書は一番手っ取り早い楽しみの一つだが、最近視力が、、、
文庫本だと文字が見えづらくなってきたお年頃。Kindle本に乗り換えてからは文字のサイズを自由に変えられるので目の負担が大幅に減った。
とは言え、読書で頭を使っているとそれなりに疲れる。
頭ではなく心を癒やしたい。
今回は大人気のEWI SOLOという電子管楽器をポチってしまったお話。
楽器の嗜み
小学生の頃、クラシックギターを習っていた。
かなり本格的に練習していた甲斐があって、小学校卒業の頃には【アルハンブラ宮殿の思い出】くらいは余裕で弾けるようになっていた。卒業文集のタイトルは【プロのギタリストになりたい】だったような。
それと並行してクラブ活動ではトロンボーンを吹くようになり、中学、高校はバリバリに金管楽器を吹いていた。
その後、30代までは吹奏楽やJAZZ、SALSA等、色々なバンドでトロンボーンを吹いていたが、今の仕事を始めてからは練習する時間もなく、何より各地へ出張続きだったので音楽活動は途絶えてしまった。
どちらも魅力的な楽器ではあるが、トロンボーンなどは部屋で吹こうものならたちまち苦情が来てしまう。それならばとギターをホロホロ弾けばいいのだが、クラシックギターは右手で弦を爪弾くので、爪を伸ばして常に手入れしていなければ良い音が出ない。その手入れに時間をかけられなくなり、弾かなくなって久しい。
50の手習い
そんなこんなでしばらく楽器からは遠ざかっていたが、やはり無性に音楽をやりたくなることがある。
だからといってカラオケで絶叫するのではなく、楽器を奏でたいのだ。
そういう思いは梅雨で外に出かけられないよなときはなおさらだ。
そんなとき、ネットを彷徨いていると気になる楽器を発見。
EWI SOLO 大人気なようで、色違いのホワイトモデルが追加されたようだ。
見た目はクラリネットそっくり
一番のセールスポイントは本体にスピーカーが内蔵されており、直接音を出せるということらしい。
通常、電子楽器はケーブルをアンプやスピーカーに繋げて音を出すので始めるまでがめんどくさい。これは管楽器と同じく単体で吹けば先っぽのスピーカーから音が鳴るということだ。電子楽器は色々な機材を揃えなければならないので、これだけでもハードルがグッと下がることになる。
更には内蔵されている音色が200種類!
色々な音源が本体に内蔵されており、スイッチひとつでチェロや管楽器、ギターなどはもちろん、不思議な効果音なども豊富に用意されている。
あとは入出力端子が何種類か備わっているので、ヘッドフォンを繋げば音を出さずに吹ける。
持ち運びもギターなどに比べると容易で、出張先のホテルで練習することも可能だ。
今の自分に願ったり叶ったりじゃないか!
外観、使い勝手
届いた箱をピアノと並べてみた
デカい!
箱から出してみると
やっぱりデカい!
予想以上に大きい。
クラリネットより一回り以上は大きいだろうか。
重さは、まぁ、許せる範囲だ。
とりあえず電源を入れてテキトーに吹いてみる
、、、息が苦しい
吹く前はSAXやクラリネットのような吹き方を想像していた。
いざ、吹いてみるとフルートのように軽く息を出すだけでは音は鳴らず、オーボエのように圧をかけて息を出さないと音が鳴らない。
フルートは息が足りなくなり酸欠必至の楽器だが、これはオーボエと同じく息が余り頭に血がのぼる楽器だ。
(頭髪に悪影響を及ぼさないかちょっと心配)
一方、指使いはリコーダーやフルートと同じなので特に違和感は無い。
それ以外もアルトサックス用に切り替えることも可能らしい。
そして何より最大の売りである、本体から直接音が出るということだが、
、、、音小っさっ!
確かに音は出る。
しかし、ボリュームを最大にしても、音を奏でる というレベルかというと、微妙。
やはり、ある程度の表現で奏でようと思ったら外部スピーカーに繋げる使い方になりそうだ。
かと言ってアンプを繋げ部屋の中でガンガン音を上げて吹くわけにもいかない。
次なる手段、イヤフォンを繋げて音を出してみる。
素晴らしい
♪♫♬(・∀・)♬♫♪
色んな種類の音色が高音から低音まで奥行きや広がりと共に頭の中に広がっていく。
これは楽しいゾ。
想像力がどんどん広がってくる。
いっそ、スピーカーは取っ払って、その分、軽く、小さくしたほうがもっと売れるかも?
あ、それなら上位機種にすればいいのか。でも高いしな~
次期バージョンに期待してみよう。
で、試しに色々な曲を吹いてみるが、何故か突然音程が変わってしまう。
キーのタッチが超高感度で、ほんの少し触れるだけで音程が変わる。指先以外でも皮膚が触れると反応する。SAXやフルート、クラリネットなどの木管楽器のメカニカルキーとは次元の違う軽さだ。
まるでゴルゴ13のカスタムライフルのようだ
(ゴルゴ13 第45話「36000秒分の1秒」参照)。
フェザータッチで音を変えられる特性をマスターすれば、とんでもなく早いパッセージなども可能になりそうだが、きっと指がついて行けないだろう。
箱出しからザックリ弄ってみたが、久々の楽器にワクワク感が増してきた。
ただ、悲しいことに指使いがボロボロで押さえるキーを忘れしまっていたorz
ミ♭はどのキーだったかな~?
ド♯は替え指無かったっけ?
一つ一つ指先でキーを手繰りながら吹いていると音楽を奏でるというレベルには程遠い。
まずは基本中の基本、地味に音階練習からポツポツ再開しよう。
ポイント使ってお得にゲット
今回ポチったEWI SOLOはアマゾンでも楽天、ヤフーでも値段は横並びだった。人気商品のようで、ブラックは品切れの店舗が多い。
そうなるとアフターサービスやオマケで勝負ということになるが、今回ポチったお店は老舗の楽器専門店なので信頼できるし、セットとして本体に専用ケースをサービスで付けてくれた。この手の楽器はケースが別売だったりするが、純正より使い勝手の良さそうなケースだったので大変オトクだった。
オマケとは言えないほどトクなケース付き販売だったが、今はブラックモデル本体のオマケが無くなり、ホワイトモデルでケース付きタイプ、或いはスタンドやヘッドフォン、ネックストラップのオマケ付きの2タイプが販売されているようだ。
持ち出す予定がないのなら大変オトクなセット販売だと思う。
ケース付きで¥60,000の買い物だったが、
ポイントが溜まっていたので実質無料でゲットできた。
楽天ポイントは街中での買い物やホテル予約などでも付与されるので、気がつけばいつの間にか結構溜まっている。決済時に入会金、会費が無料の楽天クレジットカードを利用すれば更にポイントが付いてくる。
楽天ポイ活するなら楽天カードとの紐づけは絶対オススメだ。
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