ワンコの腸内フローラの検査結果が届いてからしばらくすると、【きみのごはん】というドッグフードのサンプルが届いた。
腸内フローラのデータを基に不足している栄養素を補い、必要な栄養素をカスタマイズしてくれるオーダーメイドのドッグフードということだ。購入前にサンプルがもらえるということだったので、どんなものかと頼んでおいた。
ワンコのご飯
我が家のワンコには手作りご飯をメインに与えている。
パピー期のカイカイを改善すべく、その頃食べさせていたドッグフードから手作りごはんに切り替えたらカイカイが止まったので、手作りで試行錯誤しながら食べさせている。
とはいえ、ドッグフード自体を完全に止めたわけではない。
パピー期のカイカイが収まってからは、成長するにつれ免疫力や抵抗力も上がってきたようで、ドッグフードを与えてもカイカイする状況はめっきり減った。総合的な栄養素やお手軽さはドッグフードに軍配が上がるので、状況に応じて手作りごはんとドッグフードを半分ずつくらいの割合で与えている。

ただ、ドッグフードを食べるときはとても食いつきが悪い。手作りごはんは器に盛る前から鼻をクンクンさせてお座りして待っているが、ドッグフードを混ぜた状態だと食べようとしない。
ワンコの性格だと思うのだが、全ての食材を混ぜた状態で出すと食べないのだ。一つ一つの食材をクンクンと匂いをかぎ、確かめながら食べたいようで、会席料理のように小皿で一皿ずつ出し、一つの食材を食べたら次の食材といった具合に出すので、とんでもなく手間がかかる。

更に、ドッグフードに関しては、玩具のボールを転がして一粒ずつ食べたり、一粒ずつ手のひらに載せてあげないと食べない。何粒か与えて食べだすと食欲スイッチが入り、器から食べるように切り替わるが、それでも寝転がって食べたり、途中から遊び始めて飽きると再び食べたりと、食べ方にムラがある。



ドッグフードのCMみたいな食べ方は夢のまた夢だ。
それでも、気がつけば出した食材は完食してくれるので便の状態は良好だ。手間はかかるが、とりあえずは良しとしよう。
オーダーメイドのドッグフード
今回送られてきたサンプルは、腸内検査の結果を基に必要な栄養素を追加したオーダーメイドという触れ込みだ。
冊子を読んでみると、それなりに説得力がある。






ただ、ドライタイプのドッグフードはとても食いつきが悪いのだが、今回のサンプルはどうか?


名前入りの袋で、更に希望すれば愛犬の写真も入れてくれるようだ。中身は小粒で何種類かの形が混ざってて食べやすそうだ。今食べているドッグフードと似ている。早速、小皿に出しワンコに出してみると、、、


いつもと違うドッグフードをじっと見つめ、初めのうちは鼻をクンクンさせていたが、一度口にするとパクパクと食べ始め、あっという間に小皿は空になった。
始めて一気食いしてくれた!
今まで出してきた中では一番食いつきがいい。更に、もっと頂戴とばかりに舌なめずりしている。
あっという間に一回分の量を食べきり、2日分のサンプルを小分けにして数日かけて与えたところ、すべてキチンと食べきってくれた。今までで一番手間のかからないドッグフードとなった。
更に、排便も申し分なく、ドッグフード特有のサラッとしたキレイなウンコを出してくれた。食材によっては出るまで力んだりして時間がかかることもあるが、特に力むこともなく、しゃがんだと同時にスルンと出てくる。
このドッグフードなら喜んで食べてくれそうだ。メインに昇格した場合、カイカイが再発するか気になるところだが、しばらく食べさせて様子を見るのもいいかもしれない。
早速、購入ページを開いてみると、、、

\19,000!!!
目を疑った。一瞬、三ヶ月分かと思ったが、一ヶ月分のプライスだ。
自分たちが食べているコメの五倍の価格に該当し、定期購読で15%オフになったとしても\16,000!!!
袋から皿に出せばワンコに合ったフードをパクパクと食べてくれるので、忙しい毎日の時間を買うと思えばアリかもしれない。
コンセプトとしては、ペット保険から腸活検査、その結果をもとにしたオーダーメイドのごはんということで、ワンコの健康に関する懸念を一貫してカバーしてくれるので、ものすごくいいフードではあると思うが、、、
将来的に、ワンコが何らかの病気を患い、療養食としてのオーダーメイド食なら迷わず購入するところだが、前回の血液検査の結果を見る限り、今の手作りごはんで健康な状態を十分に維持しているので、当面はパスすることにした。
食べることの意味
自分が子供の頃、母親は朝から晩まで仕事をしていたので、食事はほとんど一人で食べていた。自分で適当に作って食べることもあったが、毎回仕事に出るときに渡されたお金で外食することがほとんどだった。
夜の街に出て好きなものを食べることができたが、本当に美味しいと思えたのは、たまに母がいるときに作ってくれた晩御飯のほうがはるかに美味かった。
なので、渡されたお金は本を買うための貯金に回し、カロリーメイトのような固形物で何日も凌いだこともある。一人で食べるときはどうでも良かった。
当時のことを思い返してみると、外で何を食べたかという記憶はほとんど無く、誰と食べたかのほうが記憶に残っている。
一人で食べる味気なさを身に沁みて感じている自分にとっては、日々の食事は何を食べるか?というより、誰と食べるか?の方が遥かに大切だ。
たとえご飯と味噌汁、納豆程度の晩御飯であっても家で食べるご飯は一番ホッとできるひとときだ。それが毎日続いたとしても特に不満はない。むしろ、会話を楽しみながら温かいご飯を食べられることに感謝の日々だ。
そんな気持ちで日々の食事を楽しんでいると、ワンコもそれに倣うようになってきた。
初めのうちは自分たちがご飯を食べる前にワンコのご飯を出していたが、そのうち一緒の時間帯じゃないと食べなくなってきた。
器を出しても食べる素振りは見せず、自分たちが食べ始めると足元で一緒に食べ始めるのだ。


そんなワンコの気持ちに応えるべく、日々の手作りごはんはあれこれ試行錯誤しながら与えているが、それが面倒くさいと思ったことはない。
食材を一口ずつちぎって与え、美味そうにモグモグと食べている姿は可愛くてしょうがない。



甘やかせ過ぎているのかもしれないが、どこかに嫁に出すわけでもなく、ワンコが天寿を全うするまで一緒に暮らしていくので、たとえ手間がかかったとしても、できるだけ手作りで食卓を囲み、ワンコのペースを見守りながら食事を楽しむ。そんな時間を何よりも大切にしたいのだ。

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