例年この時期は一番の繁忙期なのだが、オミクロン株が日本中を席巻している影響なのか、今までで一番暇な時間を過ごしている。
だからといってキャンプや登山は思いっきり密なようで行く気にもなれず、毎年やってくる確定申告の書類を自宅でポチポチと帳尻合わせの日々だ。
単調な帳簿作りは眠気を誘う。しかも今年の冬は寒い。
こんな時は、去年の沖縄でのワーケーションの日々を思い出し、暖かい気分に浸るとしよう。
常夏の南国で過ごす日々
去年6月、コロナの深刻度が判明しだした頃、沖縄に長期出張していた。
人の気配が消えた羽田空港を後にし、一路、沖縄へ。
この頃の那覇市内はコロナのことなど眼中に無いようで
「本土の人たちが何か騒いでるね~♪」
地元の人達はこの程度の危機感だった。
それでも観光客は普段の半分も居なかっただろうか。
仕事自体は1日で終わってしまい、そのまま帰宅しても良かったのだが、せっかくなので、暫く滞在することにした。
レンタカーで沖縄北部へ移動し、まずはヤンバルの森でキャンプ。
平日ということもあり、ほぼ貸し切り状態。
キャンプサイトはウッドデッキで、そばを流れる川の上流から涼しい風が吹いてくるので、日差しは強烈だが意外と涼しい。
フライシートは被せず、タープでスコール対策をすればテント内を心地よい風が吹き抜け、快適に過ごすことができた。
食事は近くの道の駅で現地の食材を調達。
特にこだわらなくとも、地元の食材を炒めるだけで十分に美味いキャンプ飯を堪能できた。
南国特有の濃い緑に囲まれて食後のコーヒータイム、、、
翌朝は軽めの朝食後、近くの滝を眺めに川沿いを散策。
それにしても緑が濃い。蒸し暑い森の中を上流に向かって進むと、本島最大の落差を誇る比地大滝にたどり着く。
滝の周りはマイナスイオン満載で、汗で火照った体を心地よく冷やしてくれる。
キャンプ場に戻った後は、川に飛び込み汗を流す。
突然のスコールでテントに避難、フライシートに弾かれる雨粒の音が心地よく、気がつけば夕方まで微睡んでしまったり。
そんなこんなで森の中のキャンプは仕事を忘れて童心に帰っていた。
ビーチでのキャンプは東側に限る
ヤンバルの森で数日間過ごした後は、浜辺でキャンプをすることにした。
当初の予定では、西側の浜辺で夕日を眺めながら過ごしてみようと思案していたが、いざ、西側の砂浜にたどり着いてみると、そこは灼熱地獄。
強烈な日差しに照らされた砂浜は、じっとしているだけでも汗が吹き出てくる。
そこにテントを張り強烈な西日にさらされることを想像すると、一気に気分が萎えた。
移動中に見つけた食事処で名物の沖縄そばを注文。
とんでもないボリュームだったが意外といけてしまった。
というわけで、腹を満たした後は北部の東側エリアに移動。
満腹感で半分思考停止状態の中のんびりとドライブしていると、WEBなどには載っていない穴場のビーチを発見。
テント場は芝生で木陰になっており、強烈な日差しから逃れる事ができる。
これで一泊500円って! しかも貸し切り状態!
最高のテント場じゃないか!!!
早速ノートパソコンを広げ仕事を始めるが、バッテリー切れと同時にお仕事終了。
もうね、こんな素敵な場所に仕事を持ち込んではいけない。
誰も居ない海で素直に泳ごう!
腹が減ってきたら車で10分ほどにある地元の人しか来ないスーパーで食材を調達。
素麺チャンプルーの晩御飯を食べる頃、辺りは夕闇が迫ってくる。
ロックアイスがあれば最高のアイスコーヒーを堪能できる。
暑いビーチでは最大のご馳走だ。
キンキンに冷えたアイスコーヒーを堪能しながら、買い物の道中で充電していたパソコンで残りの仕事を片付ける。
仕事用のパソコンを開くのは、バッテリーが切れるまで。
朝は波の音で目を覚まし、熱い珈琲を飲みながら穏やかな日の出の海を眺める。
というわけで、数日間、予定も決めず、のんびり海を眺め、泳ぎ、微睡み、時々仕事な日々を過ごすことにした。
帰路、ゴースト・タウンと化した那覇空港のラウンジでノートパソコンを開いて残りの仕事を片付けた。
振り返ってみると、目の前の誘惑と戦いながら仕事をしても効率は上がらない。
仕事は仕事場でするのが一番捗る事に気づいた。
それでもノートパソコンがあればどこでも仕事ができる世の中になったのは有難いことだ。
テント泊ワーケーションの必需品
仕事をするのなら、何よりも電源の確保が最優先。
スマホだけならモバイルバッテリーがあれば事足りるが、ノートパソコンを充電するにはパワー不足。ハイパワーのモバイルバッテリーもあるが、重いし、飛行機などでは持ち込めなかったりもする。
電源完備のテント場なら心配することはないが、そういう場所は使わないのがマイルール。
電源付きのテントサイトは高い!
そこを利用するくらいなら、初めからホテルに泊まったほうが無難。
というわけで荷物に入れているのがこちら
運転中に必要最低限のバッテリーを充電するには十分のサイズ。
現地へ着くまで、現地でのちょっとした買い物などの移動時に繋いでおけばノートパソコンの電源問題は解決。
上記以外はキャンプ道具があれば事足りるので、道具紹介記事をそのうちUPしよう。
コメント