GW前に草津旅行をしてきたので、GW中はどこへも出かけなかった。
祝日や連休など、混んでいる時期は基本どこへも出かけない。
自宅でノンビリ過ごすことにしている。
呑気に過ごしたGWの最終日、好天に恵まれたのでLSD走を楽しんでいたら、いつの間にかハーフマラソンの距離を超えていた。
3年前のトラウマが引っかかっていた。
すっかり日々のジョギングが日課となり、10キロ程度を毎回走っているが、20キロを超えるような距離はなかなか踏み出せずにいた。
3年前の疲労骨折事件がトラウマとなり、長距離を走るのは消極的になってしまったようだ。
当時はただひたすら走ることに集中していて、毎回限界まで追い込むような走りを休養も取らずに日々行っていた。
初めてハーフの距離を完走したときも、猛暑の下、帽子も被らず飲まず食わずでガツガツと気合で走り、完走後にろくなストレッチなども行わず、そのまま調子に乗って翌日も休まずに10キロの通勤RUNを行うという無茶な走りをしていた。
結果、途中で左脛の激痛に襲われそのまま病院に直行、疲労骨折と診断され全治2ヶ月、ひと夏を松葉杖で過ごすことになってしまった。
怪我や故障とは無縁の走りを試行錯誤
その時の反省を踏まえ、怪我をしない程度に楽しく走ることを目的とするように変更した。
怪我をしないための工夫
・前後のストレッチ
走る前と走り終えたあとは必ずストレッチを行う。
特に、走り終えた直後と、寝る前にはじっくりストレッチに取り組む。
・水分やエネルギーの補給。
走っている最中でも積極的に水分を取り、小腹が空いたら行動食などを口にする。
走りながら水分を補給するという動作も、一見簡単に見えて実は結構コツがいる。
立ち止まっているときと同じ感覚でゴクリと飲み込むと、むせてしまい立ち止まってしまったりしていたが、少しずつ口に含みながら飲むことで立ち止まらずに飲めるようになった。
・ペースを意識する。
これはGarminが大いに役立っている。
予めペースや心拍数を設定しておくと、音声で知らせしてくれるし、なにより腕時計なので見たいときにすぐ情報にアクセスできる。
スマホ単体で走っていたときに比べ格段に自分の今の状態を客観的に把握できるようになった。
・メリハリをつける。
それまでは時間があるときは毎日、朝昼晩、スキマ時間を見つけては汗を流していた。それなりの達成感には浸れるものの、体の疲労は蓄積される一方だった。
なので、ゆるRUNを意識するようになってからは同じくらい休養日も意識するようにした。
その結果、以前に比べ疲労が溜まらなくなってきた。
以上、ザックリと記してみたが、本格的に走っている人達からすると、ごくごく当たり前に実践している内容なのだろう。
素人が一人で走っていると自己流になりがちだが、怪我をしない走り方を自分なりに模索中、、、
いざ実践してみた
というわけで、ゆるRUNをメインに切り替え半年ほどが過ぎたので、GWの最終日、思い切って距離を伸ばしてみることにした。
タイム縮めることは特に意識せず、7分~7分30秒を目処に、心拍数は150を超えない程度のペースでのんびり走っていると、少し物足りなさを感じてくる。
それでも音楽を聞きながら、景色を楽しみ、喉が渇く前に水分補給、空腹感を感じる前に栄養補給。
立ち止まることなく初夏のような日差しの下、ポツポツと距離を稼いでいった。
気がつけば折り返し地点をとうに過ぎ、20キロを超えても脛の痛みや股関節の違和感もなく順調に距離を稼いでいる。
疲労感は殆ど感じない。
気がついたらハーフの距離もいつの間にか通過していた。
まだまだ行けそうな状態だったが、今年は結婚25周年という節目なので25キロに到達した時点できりよく終了することにした。
荒川沿いをトータル25キロ
普段は手前の橋で曲がり10キロ or 15コース
ペース、心拍数とも設定の範囲内で納めることを意識した。
その効果やいかに?
その結果、有酸素運動が理想的な値を示してくれた。
一方、無酸素運動がゼロなのは、それだけ肉体的な負担が殆ど無かったということか?
タイムを縮めるにはこちらを大幅にUPさせる必要があるようだが、とりあえず保留にしておこう。
因みに、以前の疲労骨折ハーフ完走時はこのグラフは真逆になっていたに違いない。
以前は途中で足が攣りそうになるのを必死でこらえ、ガンガン飛ばしゴール時にへたり込んでしまったが、今回は余裕でまだまだ走れそうな状態だった。夜になってもすこぶる気分がよく、たっぷりと夕食を取り、ゆっくり湯に浸かり、早めに寝た。
翌日は爆睡したこともあり、爽やかな目覚めで筋肉痛や脛や股関節の違和感なども無かった。
何よりも驚いたのは、
翌日の昼頃、大きい方を催してきたのでトイレに駆け込み、しゃがんだ途端、
とんでもなく大音響のラッパ音の後、
見たこともないような大蛇がスポンッと飛び出てきた!
隣の個室でいきんでいた先客は声を殺して爆笑していたに違いない。
長い距離をゆっくりしたペースで走るLSD走の効果は絶大だった!
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