先日のウォーキングアプリで地球を1/3周したことに気を良くし、自分へのご褒美として【GARMIN ForeAthlete 245 Music】をポチってしまった。
スマホアプリ
ジョギングやウォーキングを始めた頃から、こちらのアプリを使っている。
【RUNTASTIC by adidas】
スタート時と終了時のみ画面を操作するだけで時間やペース等の記録が簡単に取れるので、お手軽な記録アプリとしてかれこれ10年以上使っていることになる。
これはこれで十分機能していたが、いくつかの不満もあった。
・スタート時は画面をワンタッチするだけでOKだが、終了時の操作が画面をスワイプしなければいけないので汗で指先が濡れていたりすると反応しない時がある。
・心拍数には未対応。別途、心拍数計等を用意しなければならない。
・以前はPCの大きな画面で管理できたが、adidas傘下のアプリになってからは、PCでの管理画面が使えなくなってしまった。
・adidas傘下になってから有料版にアップデートしろと言う画面が頻繁に出てくる。
ウェアラブル端末
上記の不満点を解消すべく、スマートウォッチが普及し始めた頃は【Fitbit Charge HR】を併用していた。
リストバンドタイプで初めて心拍数が測れるようになったので【RUNTASTIC】と併用することで使い勝手が大幅にUPした。
当時からGarminもポツポツとウェアラブル端末を出してはいたが、なにしろゴツかった。
普段も使う腕時計としては候補にはあがらなかった。
その点、【Fitbit Charge HR】はブレスレットのようなデザインなのでゴツくなく、登山等では左手首に【CASIO PRO TREK】、右手首に【Fitbit】という組み合わせでハードに使用していた。
しかし、【Fitbit】は1年ほどで壊れてしまった。
物理的なボタンのため使い勝手は良く、下山後にPCでログの管理ができるのが楽しかったのだが、耐久性に問題があったようだ。
因みに、【CASIO PRO TREK】のほうは15年以上使っているが、未だに現役!
やり過ぎに注意
そんなこんなで、ここ数年は【RUNTASTIC by adidas】のみで単純にログを取っていたが、2年前の骨折事件以来、オーバートレーニング問題をどう解決するか色々悩んでいた。
天気のいい日にジョギングしていると気分が良くなるので、ついつい頑張りすぎてしまうのだ。
今日はこれだけ走れたから、明日はもっと行けるだろう!
この精神状態が良くない。
若い頃は少々無理してもすぐに回復していたが、オジサン年齢になると回復するどころか、怪我に直結してしまう。
疲労骨折時のあの強烈な痛みは二度とごめんだ。
単純に距離や時間に一喜一憂するのではなく、客観的に今の状況を教えてくれるような仕組みが欲しい。
ランニングサークルやチームに所属していたりすると上記の問題は解決するが、一人で運動している場合は悩ましい問題だ。
というわけで、今回、人気の高いGarminのGPSウォッチを使ってみることにした。
一番の目的は
ワークアウト中の状態を客観的に知ることができる!
これに尽きる。
スマホのアプリだと走っている最中はポケットなどに仕舞ってしまうため、ワークアウト中の状態を直接確認することができない。
ヘッドフォンをしていれば一定の間隔で音声コーチがタイムやペースを知らせてくれるが、あと何分、あと何キロ、という情報を知りたい場合はポケットからスマホを出さないと画面を見れない。
その際、汗で滑ってスマホを放り投げてしまうことが何度もあった。
その点、腕時計タイプだと情報を直ぐに確認することができる。
特にリアルタイムで心拍数を把握できるのは大変便利だ。
更に、心拍数やペースの上限や下限に達すると振動や音声で教えてくれる機能が備わっている。
設定値をオーバーすると頑張りすぎるなと警告してくれるし、
設定値を下がるともっと頑張れと励ましてくれるのだ。
以前使っていた【Fitbit】も心拍数の表示機能はついていたが、上限値や下限値を知らせてくれる機能は付いてなかった(最近の機種は付いているようだが)。
というわけで、最近はどのメーカーのウェアラブル端末もスマホ連動が標準となり、その時々の状態を確認することはできるようになったので、あとは好みの問題か。
【Garmin ForAthlete 245 MUSIC】にした理由
- 心拍数を把握できる
最近は、どのメーカーも光学式心拍計は付いているようだが、ネットなどで調べてみると精度が一番良さそうだった。
とは言え、医療機器ではないので厳密なデータというわけでもなさそうだが、一応の目安として客観的に把握できれば良い。
- GPSの精度が良さげ
【Runtastic】等のスマホアプリは本体のスマホに依存しているため誤差が割とある。
当初、【Apple Watch】と迷ったが、GPSの精度ではGarminに軍配。
- ユーザー数が多い
マラソンやジョギングを日常的に行っている人達の使用率が一番高そう。
困ったときのトラブルや使い方などを調べやすい。
- 単体で音楽が聞ける
音楽はスマホで聞いているのであまり重要視していなかったので、音楽再生機能が無い【Garmin ForAthlete 245】でも良かったが、【GARMIN ForeAthlete 245 Music】は右上のスタートボタンが赤いアクセントカラーになっているのが気に入ったという単純な理由。
とは言え、スマホがなくても音楽再生ができるというのは、それなりに便利そう。
無印245との価格差は数千円程度までに落ち着いてきたので245 musicにして正解だったと思うが、購入直後に廉価版の【Garmin ForeAthlete 55】が発売されてしまった。
画面の強度や本体の素材は劣るが、心拍計やGPSは同じだ。更に一番の特徴はバッテリーの持ちが【ForeAthlete 55】のほうが大幅にUPしている。
値段も大幅に安いので、245 Musicをポチる前に発売されていたら【ForeAthlete 55】にしていたかも。
番外編
【Garmin ForAthlete 245 MUSIC】をポチる直前、【SUUNTO 9 PEAK】が発表された。
登山も含め、あらゆるアクティビティを網羅していおり、それまでのゴツいサイズから一気に小型化して超カッコ良い!
普段使いでも全く違和感ないデザインで、これ欲し~い!と思わせるスマートウォッチだ。
唯一ネックなのが、値段が高い!
あとは発表したばかりなので使い勝手が不明。
というわけで、【SUUNTO 9 PEAK】は暫く様子見。
【Garmin ForAthlete 245 MUSIC】が壊れたら次の候補にしておこう。
とは言え、この手の多機能ウォッチは使いこなしてナンボのツールなので、オーバーワークや怪我をしないことを第一の目標にしてガンガン使っていこうと思う。
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