丙午・年男・本厄・おみくじ

 ついに還暦を迎えることになった2026年。

 我が家は二人とも同い年で、60年に一度しか巡ってこない丙午の年に生まれた。

 初めて巡ってきた年男、年女ということで、めでたい気分に浸りたいところだが、同時に男女とも本厄に該当するらしい。

 ということで、ここ数年のお正月恒例行事になっている全方位パワースポット巡りは気合が入ったイベントになった。

 特に、西に位置する西新井大師は関東三大厄除け大師に該当するので、人生初の厄除け祈願をしてもらうことにした。

 当初の予定ではワンコを連れて行こうと計画していたが、厄除け祈願は本堂の中に入るためペット禁止。そのため、近所にあるペットショップに預けて行こうと思ったが、当日の予約は塞がっているとのこと。

 結局、ワンコは留守番してもらうことにして、二人だけでサクッと行くことにした。

 初回の時間に間に合わせるべく早めの時間に到着したが、正月の大混雑する時期は過ぎていても、護摩焚きの受付エリアは割と混んでいた。

 記帳台で名前や願い事を記入し手続きを行うと、9時の回は立ち見になりますがどうしますか?と問われた。

 せっかくなので座りたかったが、そうすると、次の回は10時なので1時間待たなければならない。

 ワンコを留守番させていたこともあり、できるだけ早く済ませたかったので逡巡していると、ギリギリ座ることができるかも?と案内された。その言葉を信じて本堂入口に向かうと、既に本堂の大広間は人で一杯だった。

 なんとか縁側沿いの畳に隙間を見つけることができたので、二人でチョコンと座って開始時間を待つことにしたが、その間も続々と人がやってきて、振り返ると通路まで人が溢れ、立ち見になっていた。

 時間になると、お鈴の音とともに僧侶たちが本堂にやってきて、御本尊の前に座り行が始まる。

 若い僧侶たちの静かな唱和で始まり、一番高位の僧が御経を唱えながら護摩木を焚いていく。

 やがて太鼓が加わり護摩焚きの佳境に達する。

 ドン、ドン、ドン、、、

 大太鼓の音が心地よい。1日中でも聴いていたくなるようなリズムだ。いつの間にか過去や現在、未来に思いを馳せるようになり、もっともっと聴いていたいという気持ちになっていたが、やがて少しずつ静かになり、お鈴の音とともに唱和が終わり、僧侶たちが引き上げていくと終了だ。

 その後は流れ作業のようにお堂から退出し、一階にある札の受け渡し場所で二人の名前が入った二枚の御札を受け取り終了。

 もともと厄年などの類は気にしない性格だが、振り返ってみると、前厄だった昨年は車の全損事故を起こしている。自分もワンコも怪我一つ追わず、それ以上に誰も巻き込まずに済んだことは運が良かったのだろう。

 今回は妻も同時に厄年ということなので、もし、何も対策を講じずに災難に見舞われたとしたら、

 【あの時厄除けやっておけば~】

 と後悔するかもしれない。

 お賽銭程度でやれることをやっておけば、たとえ災難にあったとしても、厄払いしたからこの程度で済んだね、とポジティブに結果を受け止めることができるだろう。

 厄除けの代金のランクもピンキリのようで、最高クラスは数万円で大きな御札をもらえる。高い代金を払えばそれだけ強力な厄除けバリアーが手に入るのだろうか?

 その解釈を延長していけば、昨今のカルトにハマる可能性が出てくる。

 この壺を飾れば、この御本尊を拝んでいれば、この数珠を身に着けていれば、、、

 心の弱さに付け込んだ詐欺師のカモになるだけだ。

 たとえ一番ランクが低くても自分自身の気持ちの問題。

 物事は考え方一つでどうにでもなるのだ

 厄除け後は恒例のおみくじを引いた。他の場所ではおみくじを引くことはないが、西新井大師はおみくじの他にオマケで縁起物のお守りが付いているのだ。

 このお守りは全12種類あり、コンプリートしたくて妻と一緒に引くのが毎年のイベントとなっている。ほぼ全てを集めたが、毎年どうしても当たらない縁起物がある。

今年こそはと箱の中に手を入れゴソゴソとかき回し無心で拾い上げ、中身を開くと、、、

 招き猫ーー~!

 ついに待ち望んでいた縁起物を引き当てた。これだけで目的を果たした感がある。

 正月に購入している鏡餅のオマケも今年でコンプリート。十二支にない猫を手に入れることができた。

 そしていよいよおみくじを開いてみると、、、

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大吉ーー~!(←IKKO風に叫ぶ)

 くじ運が全く無い自分としては、それだけでもすごく嬉しかったが、その大吉を60年に一度の丙午という年男の歳に、しかも本厄に該当する歳に引けたことで喜びが倍増した。

 更に嬉しかったのが、書かれていた文面だ。数年前から波が変わる予感がしていたが、ワンコと暮らし始めてそれがより明確になり、今回のくじでも【新】の文字が出てきた。

 今年は災難に遭遇するか、はたまた新たな波に乗ることができるか、ワクワクする一年になりそうだ。

 因みに、妻は当たり前のように大吉を引いていた。今年も全方位大吉だ。恐るべきくじ運の強さ。さすが、丙午の女だ。

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