出張旅 ~コロナ第三波なのに

ekiben 出張・旅
崎陽軒のシウマイ弁当

今週は静岡へ出張だった。

いつものように仕事を終えたら今年最後のキャンプをしようと思っていたが、予定していたキャンプ場が軒並みコロナ第三波の影響で県外からの利用が不可となってしまった。

夏に沖縄と北海道へ出張キャンプをしたときは県外からの利用者も受け入れてくれたが、ここへきて一気に感染者が増えてしまったのでこればっかりは致し方ない。
今回はおとなしく仕事に精を出すとしよう。

春のコロナ自粛のときはゴーストタウンだった東京駅。

新幹線も車両貸切状態で3列シート×2を自由に使うことができた(車掌さん了承済)。

おまけに車内販売の売り子さんと世間話を楽しめる特典付きだった。
どの車両もこんな状態で全然売上が上がらないとのこと。

あれから数ヶ月が過ぎ一向に収束の兆しが見えないなか、再びコロナ第三波が襲来してきた東京駅に久々に向かうと、まるで何事もないようにいつもの人で溢れている。
GoToトラベルの影響なのか感染に対する緊張感もどこへやらだ。


新幹線の改札もそれなりの人混みで、おそらく車内もそれなりに混んでいることが危惧されたので、
在来線の東海道線を利用してのんびり移動することにした。


駅弁を買い込み東海道線のグリーン車二階席にあがると、貸し切り状態で密を防ぐことができた。
と安心してたのもつかの間、
出発時刻が迫る頃、若いカップルが何組も騒がしく乗り込んできて車内は一気にピンク色になってしまった。
おそらく熱海あたりにでもデートに行くのだろう。
まぁ気持ちはわからなくもないが、コロナ第三波だよ~
おとなしく部屋で引っ付き虫していてほしいものだ。

ロングセラーの駅弁はやはり美味い。変わらぬ味に感謝。
今どき千円でお釣りがくる美味い駅弁は数えるほどしかない。
出張族にはありがたい駅弁だ。
この沿線は車窓から眺めもおかずの一品になるため、お気に入りの沿線だ。

なぜ崎陽軒のシウマイは冷たいのに売れるのか?

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終点の熱海で在来線に乗り換え、静岡西部のローカル駅につく頃にはあたりはすっかり夕方になっていた。
ホテルにチェックインし、持参した珈琲セットでまずはホット一息。

出張、旅行、登山、キャンプ時に必ず持っていくセット
これさえあれば珈琲はもちろん、簡単な食事もこなせるので旅の必需品の一つになっている。

普段の出張時は地元の美味い珈琲店探訪で豆を分けてもらったり、街並み散策や旅ランを楽しんでいるが、今年は極力外出を控え部屋でおとなしくデスクワーク&読書がメイン。

とは言っても腹の虫は必ず鳴き出すので餌を求め外出することになる。
ローカル駅の界隈は閑散としておりコンビニ飯で済まそうと思っていたが、散策中に昭和の匂いプンプンの焼肉屋さんを発見。
長年の経験からこの手の店はマチガイナイ。

ちょうど看板が灯ったのでタイミングよく入店することができた。
カウンター席に案内されて焼き肉数種類とサイドメニューを注文。
元気のいいおばちゃんがデキパキとセットし流れ作業のように出てくる。

いまどき懐かしいロースター!!!
創業60周年になるそうな
カウンターの透明シート越しにおばちゃんと世間話に花が咲く。

味付けは文句なく、子供の頃からの食べ慣れてる味だった。
今はどの店も無煙ロースターが当たり前になっているが、煙も立派なメニューなのだと再認識した。

美味かった!!!

一人焼肉をサクッと楽しみホテルに戻る。
あとは再びデスクワークをこなし、夜更しをすることもなく早寝早起きで日々の仕事を淡々とこなしていく。

コロナ禍の出張の日々はこうして過ぎてゆく、、、

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