ガーミンからモルモットのお誘いが届いた

guinea_pig001 ウェルネス

8月にガーミンからメールが届いた。
マインドフルネス瞑想がストレスに与える影響を検証したいので参加してみませんか?
といったような内容で、面白そうだったので応募してみた。

ガーミンと研究機関の連携プロジェクト

それから数ヶ月、すっかり忘れた頃に被験者に選ばれましたメールが届いた。
募集時の案内をよく読んでいなかったのだが、改めて確認してみると、

以下、プロジェクトの概略

研究概要

Garminと東京大学医科学研究所附属ヒトゲノム解析センターは、Garminウォッチやスマホアプリを含むモバイルヘルス技術を活用したマインドフルネス瞑想がストレスに与える影響を検証します。さらに、精神的トレーニングとランニングのような身体的トレーニングの与える影響に違いがあるかも調べます。

なんか、難しそうな文章だが、
要するに、瞑想がどれくらいストレス軽減に役立っているかをGarminウォッチのデータをもとに検証したい。
ということなのだろう。

近年、ストレス軽減や集中力UPの手段として瞑想が非常に有効だとする研究結果が相次いで発表され、非常に注目されるようになってきている。

因みに、デューク東郷は銃のトリガーを引く際は超人レベルの深い瞑想状態になるそうな、、、

今回のプロジェクトは研究ツールとしてウェアラブルデバイスを活用し、より客観的なデータを取ってみたいという研究機関とGarminのコラボに参加しませんか?と言うことだ。

で、モルモットとして選ばれるには、以下のグループのどれかに当てはまることが条件のようだ。

募集対象

瞑想群 : マインドフルネス瞑想の熟練者
・伝統的な仏教(上座部仏教、禅、チベット仏教等)に基づいた瞑想を実践している。
・1日20分以上の瞑想を平均週5日以上、1年間以上、継続して実践している。
・以下の三つのいずれかに該当する。
1 ) 1週間以上の集中的な瞑想リトリートに最低1回参加したことがある。
2 ) 臨床瞑想法指導者講習会等、仏教系の瞑想を習得できる講習を修了している。
3) MBSRやMBCTなどのマインドフルネス実践法の8週間コースに参加したことがある

運動群 : マインドフルネス瞑想未経験で日常的にランニングをしている方
・瞑想、ヨガを現在及び過去、継続的に実践していない。
・瞑想講習(リトリート、数週間のコース等)に参加したことがない。
・1日30分以上のランニングを平均週4日以上、1年間以上、継続して実践している。

対照群 : マインドフルネス瞑想未経験者で日常的に運動をしていない方
・瞑想、ヨガを現在及び過去、継続的に実践していない。
・瞑想講習(リトリート、数週間のコース等)に参加したことがない。
・継続的な運動を行なっていない(健康維持のための軽い運動、ウォーキング等は除く)。

瞑想を本格的にやっているグループとランニングを日常的にやっているグループ、それ以外で瞑想や運動を殆どやっていないグループのモルモット募集と言うことだ。

これらの中で瞑想は全くやったことがないので瞑想群には当てはまらない。
残るは運動群と対照群となるが、そんなにガツガツとランニングをしているわけではなく、それでもジョギングを継続しているので運動群として採用されたようだ。

割りと運動をしている50代のオジサンを代表として頑張りますっ!

被験者に求められること

申込時のWEBアンケート
ガーミンアプリとデータ収取アプリの連携
1日3回の簡単なアンケート

三週間のスマートウォッチデータ取得期間終了後、スマートウォッチデータと一緒に解析するために必要な、運動、睡眠、 マインドフルネス、ウェルビーイング、ストレスに関するアンケート

注射をされたり薬を飲まされたりするわけではないので、できることは何でもやりますよっ!

若い頃、プー太郎でお金が欲しくて治験のバイトに応募直前、神の声がしたので思いとどまった記憶が蘇った。

ちなみに、今回のモルモットを最後まで勤め上げることができれば、

寸志が出るらしい。

ありがたい話ではないか!!!

モルモットになる準備

申込時のアンケートは今となっては記憶が定かではないが、日常生活に関するアンケートだったように思う。

で、今回、正式に採用されましたメールが届いた。
開始するためには記載のURLから専用のアプリをインストールし、研究機関へデータを送る設定をおこなってくださいとのことだ。

イマイチよくわからない仕組みだったが、App Store から【TestFlight】なるアプリ検証用のツールをダウンロードし、そこに研究機関が作成した【データ管理アプリ】を紐づけすることで【Garmin Connect】と連携され、【Garmin Connect】のログから必要なデータを抽出し研究機関へアップロードする仕組みのようだ。

要は、メルアド以外の個人情報は提供せず、研究に必要なログデータのみ活用することができるようなしくみなのだろう。

不明点や質疑応答などは近々ZOOMを開催するということだったので、その時に具体的な使用方法などを聞いてみようと思い、開催日の昼にとりあえず設定を終えた状態でスタンバっていた。

夕方頃にアンケートの通知が届き、開いてみると、今の気分や状況を答えるだけの簡単なもので数秒で完了した。

これで動作確認も無事とれたので、夜に開催されるZOOMに参加してみることにした。

今どきのコミュニケーション

ここ数年、WEB会議の性能は飛躍的に向上したようだ。
以前はFaceTimeを使った1対1のコミュニケーションであっても、時折音声が途切れたり紙芝居になったりしていた。

最近のWEB会議アプリは音声の途切れなども殆どなく、画面もなめらかに表示される。

仕事場で会う新卒の若い子も、大学ではほぼほぼZOOMで講義を受けてましたとのこと。

便利な時代になったものだ。

それでも普段は複数の人達と画面越しに話し合う機会は殆どなく、ちょっとどきどきしながらログインした。

10人程度の参加者の大半が自分の顔を表示しないモードの中、思いっきり顔を晒していた。
ま、いっか と思いながら研究責任者の話を表情豊に拝聴した(笑)。

相手が顔を晒しているのに聞くほうが顔を隠すのは良しとしない性分なのだ。

参加者のなかにはかなり本格的に瞑想を行っている人や、中には歩きながら瞑想を実践している人などもいて、データの取り方等を熱心に質問をしていた。

程よい運動で満足しているオジサンからすれば只々感心するばかりだった。

オジサンだって走ってるときは呼吸だけに集中してるぜぃ!

いくつかの疑問も研究アプリの開発者がその場で答えてくれたが、悲しいことに英語だったorz

幸い、責任者がすぐに日本語に噛み砕いて説明してくれたので、昭和のオジサンとしてはとても助かった。
今どきの研究者はバイリンガルが当たり前のようだ(昭和の時代もそうだったような、、、)。

30分ほどのミーティングだったが、とても親切に対応していただき、責任者の人柄も良さそうだ。

なにより怪しい研究ではなさそうだということがわかり安心した。

これからいよいよ3週間のモルモット生活が始まる、、、

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