猛暑だったり土砂降りだったり、コロナがぶり返してきたり、はたまた物騒な事件が起こったり。
外を出歩いているとろくなことが無い。
そんなときはエアコンの効いた部屋で先日ポチった【EWI SOLO】の練習をするに限る。
地味な基礎練習を少しでも楽しく
どんな楽器でも音階をいろんなパターンで繰り返すことが上達へのイロハのイだ。その際、自分のリズムで適当に吹いているとテンポにばらつきが出てしまう。
そのため、メトロノームを使ってゆっくりのテンポから速いテンポまでリズムを合わせながら練習することが重要だ。
が、そのメトロノーム、左右にカチカチと行ったり来たりする棒を見つめていると眠くなるのだ。
最近は便利になったもので、スマホアプリにも色々なタイプのメトロノームアプリが出回っている。
幾つか試してみたが、それでもやっぱり眠くなる。
EWIを構えカチカチとリズムに合わせて吹く姿はまるで修行僧が写経をするが如く。
なんとか少しでも楽しく練習できないものか?
自分のレベルに応じた伴奏が欲しいという贅沢な悩みが出てきた。
あれこれ思案していると、そういえば、MacにはDTM(デスクトップミュージック)アプリが標準で入っていたような。
このアプリでリズムマシーンを作ればいいんじゃね?
昔使っていたMac Book Air を久々に出してみると、
あった!
【GarageBand】でDTM
当時は使用する機会がなかったので、どんなことができるのか余り考えたことがなかった。
DTM(デスクトップミュージック)というカテゴリーに入るらしいが、要はパソコンで音楽を作れてしまうアプリのようだ。
最近はDTMアプリで作った作品をYOUTUBE等にUPして生計を立てている人もいるそうな。
しかし、DTMアプリは諭吉が何人も去っていくほど高価だったりする。
そんなカテゴリーのアプリにあって、【GarageBand】はMacを買えば標準で装備されている!
しかも、【GarageBand】はiPhoneやiPadでも無料アプリとして使用することができ、それぞれの端末でデータをやり取りできるとのこと!
実際のリズム隊は何人も人手がいるし、何より機材が大型なのでセッティング一つとっても大変だ。
更に、延々とリズムを繰り返すとなると耐久レースのような過酷な状況になってしまう。
その点、DTMだと同じ箇所を何度も繰り返そうが、誰も文句は言わない。
何より人手がいらないので自分のスケジュールに合わせることができる。
これを使わない手はない!
リズムマシーンを作ってみよう
というわけで、EWIの練習用にメトロノームの代わりになるようなリズムマシーンを作ってみることにした。
目標
・12音階のスケール練習に使えるリズム隊を作る
・眠くならないようにノリノリのリズムで
・基本操作は弄りながら習得する
早速、ポチポチと画面を弄ってみる。
使い方のイメージとしては、予め用意されている色々なドラムパターンをマウス操作で順番に並べていく感じ。
。ピアノなどの音源やベースラインの音源も備わっていて、画面上の鍵盤をクリックしながら音程や長さを調整していく。
Macらしく直感的に操作できるが、わからないところはググりながら弄り回すこと数時間、ファイル名以外は殆どの操作をマウスだけで作ることができた。
最後に完成したファイルを互換性のある音声ファイルに変換して保存すればOK。
で、完成したリズム隊がコチラ
Cから始まって半音ずつ上がっていき、Bまでの12音階をスケールで吹くもよし、アドリブで自由に吹くもよし、自分の好きなように使えるリズム隊が出来上がった。
転調してもベースの音形がCメジャーのままなのが気になるが、今のところは良しとしよう。
ん~とりあえずはそれなりのリズム隊ができたが、音声だけだと何だか味気ない。
MacでGarageBandを再生させればテンポを自由に変えたり画面を見ながら練習できるのだが、出張先のホテル等で使いたい場合は、仕事用のPCとMacの両方を持ち出さなければ行けないので現実的ではない。
毎回GarageBandを立ち上げなくとも、動画で再現できれば良いのでは?
Windowsでも動画を見ながら使えるような仕組みは無いものか?
動画編集アプリを使えばGarageBandの再生画面を互換性のある動画として使えるのでは?
だんだん欲が出てきた。
動画編集アプリは使ったことが無いが、これも最近は大人気のジャンルのようで色々なアプリが出回っている。
無料版もあったりするが、録画時間に制限があるだの、画面に透かしが入るだの、結局、諭吉が何人も去っていくような仕組みのようだ。
そこで、再びMacの中身を探してみると、、、
【iMovie】という名の動画編集アプリがあるじゃないか!
ジョブズ、ありがとう!
ついでに動画を作ってみよう
目標
・GarageBandの動画をどこでも見れるようにしたい。
・【iMovie】の基本操作の把握
・細かいところはこだわらない
・(You Tubeに完成した動画をUP)
流れ
・GarageBandの動画をキャプチャーする
・その画面キャプチャーをベースにして互換性のある動画ファイルを作る。
・YoutubeにUPできる仕様にする
画面上のGarageBandの動きをキャプチャーするには、QuickTimePlayerというアプリを使えば音声付きで流れを記録できるようだ。これもMacに既入っていた。
そこで出来上がったネタを【iMovie】に取り込み、互換性のある動画ファイル形式に保存すれば良し。
【iMovie】も直感的に操作できるが、わからないところはググりながら弄り回すこと数時間、殆どの操作をマウスだけで作ることができた。
ネタが出来上がったところでいよいよYou TubeにUPする。
とりあえずは個人専用にするので他人は見えないよう制限をかけておく。
そして完成した動画がこちら
細かな設定などは気にしない。β版にしては十分だろう。
と自己満足してみる。
勢い余っていずれはYouTubeで演奏家としてデビューか?!
EWIをキッカケに新しい世界がどんどん広がっていく予感、、、
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